2024年1月から開始となる新NISA、皆さん準備はできていますか?
私の周りでも「新NISAを始めてみたい、けど、よくわからない」という声を多く耳にしますので、
今回は新NISA についてご説明しようと思います。
まずはざっくりと概要を掴んでいただきたいので、下記の通り今回はポイントを絞ってご説明していきます。
- 新NISAとは?
- どうすれば新NISAを使える?
- 新NISAの特徴
- 投資初心者はインデックスファンド(投資信託)への投資がおすすめ
- 少額から始めて値動きに慣れよう
◆新NISAとは?
NISAを投資対象そのものと考えてる人が多いのですが、NISAとは投資を行う際に活用できる非課税制度のことです。
通常、投資で利益を得ると利益に対して約20%の課税がされますが、NISAの枠組みを使って投資をすることで、利益が出ても課税がされなくなります。
つまり、利益がまるまる自分のモノになるということです。
◆どうすれば新NISAを使える?
NISA口座を作りましょう!
NISA口座は証券会社で作ることができます。
投資対象は、どの証券会社でも有名な投資商品については選択できますので、手数料の安いネット証券がオススメです!
最近はSBI証券、楽天証券が1,2位を争う人気がありますので、どこの証券会社を選べば良い悩んでいる方は、SBI証券、楽天証券のどちらかを選択すると良いと思います。
普段の生活でこれらの証券会社に関連するクレジットカードだったり、サービスを利用されている方は、関連の証券会社を選択すると良いでしょう。
◆新NISAの特徴
新NISAの特徴を簡単に整理すると以下の通りです。細かな話はまた別の機会に記述しようと思いますが、まずはざっくり概要を掴みましょう。
- 作成できるNISA口座は1人1つ
- 非課税保有期間の無期限化
- NISAが活用できる最大金額(最大元本)は1800万まで
- NISAで年間投資できる上限は360万まで
- NISA枠で投資可能な投資商品は金融庁がある程度絞り込んだ商品に限定される
生活を圧迫するような投資は、継続が困難になるので、あくまで余剰資金(今すぐ使わなくも大丈夫なお金)での投資を心掛けましょう。
◆投資初心者にはインデックスファンド(投資信託)がオススメ
投資はリスクを抑えるために分散投資が大切です。
仮に1社の株(銘柄)だけに全てのお金を注ぎ込み保有していたとして、万が一、その会社が倒産し、株価大暴落となってしまったら大変なことです。
とはいえ、投資初心者の方がどの銘柄に投資するかを自分で選ぶのは難しいので、株の詰め合わせパックとも言えるインデックスファンド(投資信託)がオススメです。
インデックスファンドの代表例としては、人気の eMAXIS Slimシリーズが挙げられます。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
このファンドは「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける」ことを掲げている優良ファンドです。
これらのファンドの詳細はまた別の機会にお話ししようと思いますが、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)であれば、1銘柄で47カ国に上場する2900銘柄に、
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)であれば、1銘柄で米国の大手上場企業の500銘柄に 分散投資することが可能です。
◆少額から始めて値動きに慣れよう
投資は値動きに慣れることも非常に重要です。
投資した銘柄の株価は、常に右肩上がりというわけではありません。上昇、下落を繰り返して長期的に成長していくというものです。
投資は長期で行うことがとても重要なのですが、中には、途中の値動き(暴落)に耐えきれず、売却してしまう方も少なくありません。
現在は 100円から投資ができますので、無理にNISA枠を埋めようとせず、
無理のない範囲で少額からスタートし、値動きに慣れることを意識しましょう。